モテる能力。
人を褒める時、その反対の人を非難するやり方はよくない。
ここはオーソドックスに「モテる」で説明するけど、モテる人を見ていると、当たり前だが他人を非難しない。
「非難」は、相手を陥れて「自分や自分のいるコミュニティが正しい」というやり方だから、「コミュニケーションしづらい」と思われる。
モテる人の「肯定する能力」というのは凄い。
非難せずに肯定するだけ、というのは解りやすいけど、全部肯定してしまうと嘘っぽく見えるから、信者のようにすべては肯定しない。ここが一番大切な能力だからメモしておいてね。
「すべて肯定しない」というのは、「物事を客観的に見ている」ということ。
ある美容師さんが「僕はカラーが得意ですけど、縮毛矯正は自分よりも遥かに凄いスキルがある美容師がいるので、お客様のために縮毛矯正は、そちらを紹介しています」と言っていた。
これだ。
自分のカラー技術には自信と誇りは持っているが、「客観的な軸」は別に持っている。この部分に人として信頼が生まれる。
自分が好きな「モノ」や「人」を褒めまくる人は信用できない。カラー技術を褒めるために「あいつは縮毛矯正しかできない」と非難する人とは付き合いにくい。
これは人や会社や商品などにもいえること。
モテるって、そういうことなんだろうなぁ。と思うわけです。
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